SSBJサステナビリティ開示基準の適用準備プロジェクトのすすめ方

セミナー概要

　投資情報としてのサステナビリティ開示のための基準は、IFRS財団傘下の国際サステナビリティ基準審議会（ISSB）が公表するIFRSサステナビリティ開示基準(ISSB基準)がグローバル・ベースラインとして位置づけられるようになっています。日本においては、財務会計基準機構(FASF)の下に設立されたサステナビリティ基準委員会（SSBJ）が、ISSB基準と整合的なサステナビリティ開示基準(SSBJ基準)の開発をすすめています。SSBJは、2025年3月に、サステナビリティ情報開示の基本となる事項を定めた「サステナビリティ開示基準の適用（適用基準）」と２つのテーマ別基準である「一般開示基準（一般基準）」と「気候関連開示基準（気候基準）」を公表しました。

　サステナビリティ情報の開示基準の開発と並行して、金融審議会「サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するワーキング・グループ」において、サステナビリティ情報開示の制度化に向けた議論がすすめられています。当該ワーキング・グループの議論によれば、一定規模以上のプライム市場上場企業に対して段階的にSSBJ基準に基づくサステナビリティ情報の開示と第三者保証が義務化される方向性です。

　本セミナーでは、このような動向を踏まえて、主にこれからSSBJ基準の適用準備を検討する企業等の担当者を対象に、基準適用のための体制構築及び適用準備プロジェクトを進めるにあたってのポイントと留意点について解説します。

講義内容

１．はじめに

２．SSBJ基準の概要

３．基準適用プロジェクトのロードマップ

　　(1)事前準備

 　　(2)開示情報の決定

　　　①バリュー・チェーンの範囲の決定

　　　②リスク及び機会の識別

　　　③重要性がある情報の識別　

　　　④識別したリスク及び機会ならびに開示情報の検証

  　 (3)報告体制の構築

  　 (4)開示情報及び報告体制のテスト・評価

４．基準適用プロセスの推進体制

５．適用準備にあたってのポイント

受講対象者

財務・経理部門、IR部門、企画・管理部門、サステナビリティ推進部門、内部監査部門、監査役

受講料〔1名様分〕

お申込みに際してご留意いただきたいこと

〇 受講料は、視聴開始日４営業日前までに別途ご案内する指定銀行口座にお振込みください。なお、視聴開始日４営業日前までにキャンセルの連絡がない場合は、お振込みいただいた受講料のご返金はいたしかねますのでご了承ください。

※ お振込み手数料につきましては、お客様ご負担でお願いいたします。

※ 領収書の発行はいたしかねますのでご了承ください。

〇 申込期限後または中止後のお申込は出来かねますので、ご了承ください。

〇 反社会的勢力と判明した場合には、Webゼミのご視聴をお断りいたします。

〇 講師と同業の方につきましては、お申込みをご遠慮いただいております。

〇 講義の録音・録画はご遠慮いただいております。

〇 プログラム内容等は、一部変更になることもございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

〇 天災事変やその他諸事情により、セミナーの中止・延期、申込期限前の締切等がございますので予めご了承ください。