AI事業者ガイドラインを踏まえた生成AIの利用の法的実務

セミナー概要

ChatGPTの登場を契機として生成AIが急速に普及し、日本企業においても生成AIを業務に活用する動きが加速しています。生成AIの活用は、ビジネスの効率化や生産性向上などに資する一方で、法的なリスクも伴います。例えば、プロンプトに個人情報を入力することは可能なのか？生成されたものが他人の著作権を侵害しないのか？といった法的な疑問点をお持ちの会社も多いものと考えられます。

本セミナーでは、生成AIが回答を生成する仕組みや活用方法をデモを交えて解説した上で、法的リスクとその対応策、社内ルールを策定する際のポイントなどを、分かりやすく解説します。

講義内容

Ⅰ．生成AIとは？

（１）ＬＬＭ（大規模言語モデル）は、どのように文章を生成しているのか？

（２）Transformer、Attention、ベクトル化などの仕組み

（３）ベクトル化と近傍検索

（４）プロンプト・エンジニアリングとは

（５）Few-shotプロンプトとは

（６）RAG（Retrieval-Augmented Generation：検索拡張生成）とは【デモ】

（７）Fine-tuning（追加学習）とは

Ⅱ．AIの利用と個人情報

（１）プロンプトに入力する場面①：回答を得る対象として入力する場合

（２）プロンプトに入力する場面②：RAGプロンプトとして入力する場合での仮名加工情報の活用

（３）ベクトル化（embedding：埋め込み）して検索する場面

（４）機械学習の学習用データとして入力する場面

（５）生成された回答を利用する場面

Ⅲ．AIの利用と著作権法

（１）プロンプトに入力する場面

（２）機械学習の学習用データとして入力する場面

（３）生成された回答を利用する場面

　　― 生成物が他人の著作権を侵害するケースとは

　　― 生成物は著作物として保護されるか

Ⅳ．NDAの下で開示を受けた情報の利用

V．AIと知的財産権

・特許権

・意匠権

・商標権

・不正競争防止法（商品等表示、商品形態模倣）

Ⅵ．AI事業者ガイドラインに基づいた社内ルール策定のポイント

（１）AI事業者ガイドラインの概要（２）社内ルールの作り方

受講対象者

総務法務・情報システム部門の役員・管理者・担当者

※講師と同業の方につきましては、お申込みをご遠慮いただいております。

受講料〔1名様分〕

お申込みに際してご留意いただきたいこと

〇 受講料は、視聴開始日４営業日前までに別途ご案内する指定銀行口座にお振込みください。なお、視聴開始日４営業日前までにキャンセルの連絡がない場合は、お振込みいただいた受講料のご返金はいたしかねますのでご了承ください。

※ お振込み手数料につきましては、お客様ご負担でお願いいたします。

※ 領収書の発行はいたしかねますのでご了承ください。

〇 申込期限後または中止後のお申込は出来かねますので、ご了承ください。

〇 反社会的勢力と判明した場合には、Webゼミのご視聴をお断りいたします。

〇 講師と同業の方につきましては、お申込みをご遠慮いただいております。

〇 講義の録音・録画はご遠慮いただいております。

〇 プログラム内容等は、一部変更になることもございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

〇 天災事変やその他諸事情により、セミナーの中止・延期、申込期限前の締切等がございますので予めご了承ください。