兆候がない平時から差がつく！棚卸資産不正の予防と発見セミナー

セミナー概要

会計不正が疑われていない「平時」だからこそ、企業にはリスク管理の強化が求められます。不正の兆候が表面化した後の対応では遅すぎることがあるため、事前に効果的な体制を整えることが企業の信用を守るための鍵となります。本セミナーでは、棚卸資産に関連する不正事例を通じて、平時におけるリスク対応の実践的なアプローチを学ぶ機会を提供します。

本セミナーは、2024年に公表された棚卸資産に関連する不正事例をもとに、不正がどのように行われたかを詳細に分析します。これにより、不正の手口やリスクが発生する局面を具体的に理解することができます。また、「業務プロセスの単純化モデル」の活用によって、他社事例にとらわれない柔軟な予防策の検討方法を解説します。さらに、平時であっても迅速かつ的確に不正リスク対応が図れるツールとして、「仮説検証アプローチのクイックバージョン2.0」を紹介します。これは、7つのステップのテンプレート形式で、短時間で不正仮説の立案と検証を可能にします。実際にツールに書き込みながら、具体的な活用方法を習得します。

これらを通じて、会計不正を防止・発見する体制の構築と、効果的なリスク対応の方法を学ぶことができます。不正が発生し得る局面を6つに特定し、かつ、平時からの管理を強化することで、不安を解消し自信を持って会計不正リスク対応に臨めます。

平時対応が整っていない企業は、いざ会計不正が発覚した際に大きな損失を被ります。最新の知識と効果的なツールを取り入れ、リスク管理の最前線を走りましょう。今この瞬間に始めることが、企業全体の信頼を守る第一歩となります。

講義内容

１．不正対応の鍵：「業務プロセスの単純化モデル」の実践
　・会計不正が起こるポイントの明確化
　・リスクを効果的に捉える視点の獲得
　・不正を防ぐための業務統制の検討と構築

２．2024年の不正事例から学ぶ予防的対応策
　・調査報告書を活用した実務的な分析手法
　・実例を基にした不正発生ポイントの特定
　・特定ポイントにおける予防策の設計

３．短時間で発見的対応に結びつける「仮説検証アプローチ」
　・「仮説検証アプローチのクイックバージョン2.0」の概要と仕組み
　・ひとりワークショップ形式による実践スキルの習得
　・実務に直結する応用ヒント

受講対象者

内部監査部門の責任者・担当者

経理部門のリーダー・スタッフ

経営層（CFO・管理部門長など）

リスク管理部門・法務部門のスタッフ

受講料〔1名様分〕

お申込みに際してご留意いただきたいこと

〇 受講料は、視聴開始日４営業日前までに別途ご案内する指定銀行口座にお振込みください。なお、視聴開始日４営業日前までにキャンセルの連絡がない場合は、お振込みいただいた受講料のご返金はいたしかねますのでご了承ください。

※ お振込み手数料につきましては、お客様ご負担でお願いいたします。

※ 領収書の発行はいたしかねますのでご了承ください。

〇 申込期限後または中止後のお申込は出来かねますので、ご了承ください。

〇 反社会的勢力と判明した場合には、Webゼミのご視聴をお断りいたします。

〇 講師と同業の方につきましては、お申込みをご遠慮いただいております。

〇 講義の録音・録画はご遠慮いただいております。

〇 プログラム内容等は、一部変更になることもございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

〇 天災事変やその他諸事情により、セミナーの中止・延期、申込期限前の締切等がございますので予めご了承ください。