任意適用初年度におけるIFRSに基づく有価証券報告書等の開示 【第10回　金融商品】

セミナー概要

　国内でIFRSを任意適用している上場会社は、2024年1月末現在で266社であり、以前と比較して増加ペースは鈍化傾向にあるものの、着実にIFRS任意適用会社数は増加しております。IFRSを任意適用する際には、それまで有価証券報告書等で開示していた連結財務諸表等の開示全体を、IFRSで要求される開示項目に置き換えなければなりません。しかし、IFRSで要求される開示項目は日本基準よりも詳細かつ多岐にわたり、その一方で、記載方法を定めるガイダンスなどは乏しいため、開示資料の作成はIFRS導入時の１つの大きなハードルになっているものと考えられます。

　そこで、本セミナーでは、そうしたIFRS開示に焦点を絞り、全12回に区分した各開示項目について、主としてIFRS適用初年度の会社を対象として、日本基準における開示との異同点や具体的なIFRSの開示例などをご紹介しながら、IFRS開示の全体像を解説いたします。

　本セミナーが、これからIFRSを適用しようとする企業の開示実務において一助となれば幸いです。

講義内容

第１回　 有価証券報告書の非財務情報の開示

第２回　 連結財務諸表の本表の開示

第３回　 全般的な注記項目（重要性がある会計方針を除く）

第４回　 重要性がある会計方針

第５回　 セグメント情報・企業結合

第６回　 資産関連の開示（主に流動資産）

第７回　 資産関連の開示（主に非流動資産）

第８回　 負債・資本関連の開示

第９回　 損益関連の開示

第10回    金融商品

第11回    その他の注記等の開示

第12回    IFRSに基づく招集通知の開示

※太字が該当のセミナーになります。

※前回開催時にございました「第12回　IFRSに基づく四半期報告書の開示」「第13回　IFRSに基づく決算短信の開示」のセミナーについては制度・規則変更に伴い、今開催では配信を見送り、10月からの開催時には配信を予定しています。今開催では、前回開催時の「第14回　IFRSに基づく招集通知の開示」を繰り上げ、「第12回」として配信いたします。

受講対象者

IFRS初度適用企業の開示担当者様

受講料〔1名様分〕

※当セミナーつきましては、IFRS会員のお客様の受講料は「6,600円」となります。申込確認時、システムの都合上、受講料表示の異なるメールが自動配信されます。 もし、金額を誤ってお振込みされたIFRS会員のお客様におかれましては、以下のアドレス（supportline@pronexus.co.jp）までご連絡をお願いいたします。

お申込みに際してご留意いただきたいこと

〇 受講料は、視聴開始日４営業日前までに別途ご案内する指定銀行口座にお振込みください。なお、視聴開始日４営業日前までにキャンセルの連絡がない場合は、お振込みいただいた受講料のご返金はいたしかねますのでご了承ください。

※ お振込み手数料につきましては、お客様ご負担でお願いいたします。

※ 領収書の発行はいたしかねますのでご了承ください。

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〇 講師と同業の方につきましては、お申込みをご遠慮いただいております。

〇 講義の録音・録画はご遠慮いただいております。

〇 プログラム内容等は、一部変更になることもございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

〇 天災事変やその他諸事情により、セミナーの中止・延期、申込期限前の締切等がございますので予めご了承ください。