いまさら聞けない「資本コスト」の基礎知識

セミナー概要

　「資本コスト」は、要はＷＡＣＣ（加重平均資本コスト）や、ＣＡＰＭ（資本資産評価モデル）なので、計算自体は簡単です。むしろ資本コストの何が「肝」なのか、何が「本質」なのかが重要です。

　なぜガバナンスの時代になって、資本コストが重要視されるようになっているのか、事業会社では、資本コストをどう使っているのか、これらを考える機会を提供してくれるのが、「資本コスト」です。これらの問いについて、セミナーでは解説します。

講義内容

１．資本コストとは？

　　・資本コストとは資金調達コストのこと

　　・ＷＡＣＣ（加重平均資本コスト）、ＣＡＰＭ（資本資産評価モデル）の概要解説

２．日本企業における株主の存在感は？　

　　・ＰＬを見ると、ステークホルダーの構造がわかる

　　・経営者の役割は、資源の最大化と分配の最適化をはかること

　　・日本では「株主」に取り残され感があった

３．なぜ「資本コスト」が重要か？　

　　・投資家がバリュエーション（企業価値評価）で使う

　　・ＤＣＦ法の概要の解説

　　・株主価値、株主資本、時価総額の観点からみたＭ＆Ａ

　　・ＰＢＲ１倍割れとは？それへの対応

４．「資本コスト」は、高いほうが良いの？低いほうが良い？　

　　・経営者にとっては？投資家にとっては？

　　・ＲＯＩＣスプレッド

　　・ＲＯＩＣとは？ＲＯＥとは？ＲＯＡとは？レバレッジとは？

５．ガバナンス改革の時代になぜ「資本コスト」が注目されるのか？　

　　・そもそもガバナンスとは何か？

　　・ガバナンスと資本コストはどう結び付くのか？

受講対象者

経営戦略・財務・IR部門等の役員・管理者・担当者

受講料〔1名様分〕

お申込みに際してご留意いただきたいこと

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