アナリスト・投資家は企業の中期経営計画をどう見ているのか

セミナー概要

要旨：中期経営計画は投資家との重要なコミュニケーションツールの一つとして位置付けることができる。企業にはその内容を充実させ有意義な活用を行うことが望まれる。

背景と問題意識：

①近時の伊藤レポート並びにスチュワードシップ・コードやコーポレートガバナンス・コードの制定・改訂といった環境の変化により、中期的な成長性やビジネスモデルそのものへと関心を抱く投資家が増えている。

②また伊藤レポート2.0や価値協創ガイダンスは企業に対し事業・財務面だけでなくESG（非財務項目）への取組み・開示も求めている。加えて昨年には東証から「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」が要請された。中期経営計画はこのような企業の中長期の取組みを市場とコミュニケーションする重要なツールと位置付けられる。

③一方、現状の中期経営計画は必ずしもこれらニーズをカバーしきれていない。企業側のメッセージと投資家のニーズに「ずれ」があるのではないか。

④企業と投資家の「ずれ」を理解することで、より的確なメッセージを発信することができるのではないか。その「ずれ」は何か、なぜそれが生じるのか。

セミナー内容：

最近の資本市場の動きや投資家の関心事、これを踏まえて投資家・アナリストは企業の中期経営計画をどのように見ているかについて、最近発表された中期計画の事例分析を交えて論じる。また併せて開示資料、プレゼンテーションや質疑応答など投資家とのコミュニケーション向上についても触れたい。

講義内容

１．中期経営計画への注目

・事業会社、投資家から見た中期経営計画の位置づけ

・スチュワードシップ・コード、コーポレートガバナンス・コード、ESGとの関連性

２．投資家の見方、企業の視点

・中期経営計画の現状

・「投資家」を知る、投資家の見るポイントとは

３．中期経営計画の実例

・良い点、改善が望まれる点

４．実務面で注意したいところ

・資料、プレゼンテーション、質疑応答対応など

・まとめ、投資家からの提言

受講対象者

IR・経営企画・経理財務部門等の担当役員、実務責任者及びそれに準ずる方

受講料〔1名様分〕

お申込みに際してご留意いただきたいこと

○受講料は、視聴開始日４営業日前までに別途ご案内する指定銀行口座にお振込みください。

なお、視聴開始日４営業日前までにキャンセルの連絡がない場合は、お振込みいただいた受講料のご返金はいたしかねますのでご了承ください。

※ お振込み手数料につきましては、お客様ご負担でお願いいたします。

※ 領収書の発行はいたしかねますのでご了承ください。

○ 申込期限後または中止後のお申込は出来かねますので、ご了承ください。

○ 反社会的勢力と判明した場合には、Webゼミのご視聴をお断りいたします。

○ 講師と同業の方につきましては、お申込みをご遠慮いただいております。

○ 講義の録音・録画はご遠慮いただいております。

○ プログラム内容等は、一部変更になることもございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

○ 天災事変やその他諸事情により、セミナーの中止・延期、申込期限前の締切等がございますので予めご了承ください。