2025年最新版「会計上の見積り開示」徹底解説

セミナー概要

 　見積開示の会計基準が適用されてから、国内企業はすでに五度の開示を経験しました。しかし、注記の「良し悪し」について客観的なフィードバックを受ける機会は依然として乏しく、社内の自己評価と投資家の期待が噛み合っていないケースが散見されます。

　海外では、国際会計基準第1号「財務諸表の表示」第125項に基づく「見積りの不確実性の発生要因」の開示に対し、具体性や再計算可能性を高める改善要求が繰り返し示されており、どこが課題で、何を直せばよいかは既に明らかです。

　本セミナーは、その海外知見を日本の企業会計基準第31号の枠組みに整合させることにより、選定・作成・検証の各段階を日本の実務に適用できるよう提示します。そのポイントは次の2つです。ひとつは、過大なリスク提示を避けることで、本当に開示要求される事項だけを見極める「インプットの厳密さ」。もうひとつは、投資家が期待する水準まで開示内容を高めることで、読み手に価値が伝わる「アウトプットの精度」です。

　さらに、2025年3月期の開示動向を俯瞰したうえで、個別論点の優良事例を分析します。受講後は、翌日から使える実務ツール一式を持ち帰っていただけます。過大なリスク提示を避けつつ、投資家の判断に資する精度を確保するような、守りと攻めを両立させるための見積開示の標準形を、本セミナーで確立してください。

講義内容

１．海外文献に学ぶコア原理

　・海外における問題意識

　・三要素に基づく選定

　・開示作成のプロセス

２．日本の見積開示基準

　・三要素に基づく選定

　・注記の作成方法

　・KAMの受け皿か？

３．2025年3月期の開示分析
　・見積開示の全体像
　・優良事例の紹介と解説

４．実務適用
　・自己採点シート
　・期待に応える注記作成チェックリスト
　・仮定の情報源の検討シート

（注）収録当日までの状況に応じて内容が一部変更となる場合があります。

受講対象者

経理財務、経営管理部門等の開示担当者・責任者、監査役 等

受講料〔1名様分〕

お申込みに際してご留意いただきたいこと

〇 受講料は、視聴開始日４営業日前までに別途ご案内する指定銀行口座にお振込みください。なお、視聴開始日４営業日前までにキャンセルの連絡がない場合は、お振込みいただいた受講料のご返金はいたしかねますのでご了承ください。

※ お振込み手数料につきましては、お客様ご負担でお願いいたします。

※ 領収書の発行はいたしかねますのでご了承ください。

〇 申込期限後または中止後のお申込は出来かねますので、ご了承ください。

〇 反社会的勢力と判明した場合には、Webゼミのご視聴をお断りいたします。

〇 講師と同業の方につきましては、お申込みをご遠慮いただいております。

〇 講義の録音・録画はご遠慮いただいております。

〇 プログラム内容等は、一部変更になることもございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

〇 天災事変やその他諸事情により、セミナーの中止・延期、申込期限前の締切等がございますので予めご了承ください。