IFRS第18号「財務諸表における表示及び開示」の解説【基本編】

セミナー概要

　IASBは、2024年4月9日、新しいIFRS会計基準書として、IFRS第18号「財務諸表における表示及び開示」を公表しました。IFRS第18号は、IASBの開示の取組みプロジェクトの一部であり、企業が財務諸表で情報を伝達する方法を改善することを目的として、損益計算書の構造、経営者が定義した業績指標、情報の集約と分解の3つの領域について、財務報告の根幹に関わる包括的な新しい要求を導入するものとなっています。このことは、IFRS会計基準を適用するすべての企業に、広範な影響を与えることを意味しています。

　IFRS第18号は、2027年1月1日以後に開始する年次報告期間（期中財務報告期間を含む）から適用となりますが、遡及適用が要求されており、場合によっては、データ収集プロセスやITシステムの変更、又は内部及び外部の利害関係者との議論や投資家への説明が必要となることもあるため、早い段階からIFRS第18号の適用に向けた準備が必要になります。

　そこで、本セミナーでは、IFRS第18号の検討をこれから本格的かつ効率的に開始するにあたり、基礎編として、IFRS第18号の理解しておくべき基本的な概念及び事項を学習し、IFRS第18号の新しい要求の全体像を理解することを目的として解説を行います。

講義内容

１. IFRS第18号の全体像
２. 損益計算書の構造
３. 経営者が定義した業績指標
４. 情報の集約と分解
５. その他の改訂

受講対象者

IFRS会計基準を適用している企業の開示実務のご担当者様、IFRS会計基準を適用している企業のIRのご担当者様、IFRS会計基準にご関心のある企業のご担当者様

受講料〔1名様分〕

※当セミナーつきましては、IFRS会員のお客様の受講料は「5,500円」となります。申込確認時、システムの都合上、受講料表示の異なるメールが自動配信されます。 もし、金額を誤ってお振込みされたIFRS会員のお客様におかれましては、以下のアドレス（supportline@pronexus.co.jp）までご連絡をお願いいたします。

お申込みに際してご留意いただきたいこと

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