有価証券報告書の記述情報作成応用実務

セミナー概要

2019年１月に公布・施行された「企業内容等の開示に関する内閣府令」（開示府令）の改正によって、有価証券報告書における記述情報（非財務情報）の充実が求められることとなりました。この趣旨の理解を浸透させるため、同年３月には「記述情報の開示に関する原則」が公表され、さらに定期的に「記述情報の開示の好事例集」が公表・追加されています。

記述情報は定期的に金融庁が実施する有価証券報告書レビューの対象項目となっております。

これらの公表物を踏まえ、提出会社各社は記述情報の充実に向けたさらなる取組みが期待されているところです。

本セミナーでは、有価証券報告書レビューにおける指摘事項を踏まえ、改めて「記述情報の開示に関する原則」に立ち返って、主要３項目（経営方針、経営環境及び対処すべき課題等／事業等のリスク／MD&A）について、記載が不十分となりやすい原因を分析し、それを改善するための諸々の記載上の工夫を提供し、開示の充実に向けた取組みの契機としてご活用いただきたいと考えております。

また、近時追加されたサステナビリティ情報開示との関連性、さらに有価証券報告書の総会前提出の課題にも言及したいと思います。

講義内容

1．過去の制度改正の概要

2．経営方針、経営環境及び対処すべき課題等

（1）経営方針・経営戦略等

（2）優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

（3）KPIの活用

3.　サステナビリティに関する考え方及び取組

4．事業等のリスク

5．MD&A（経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析）

（1）経営者の視点による経営成績等の分析・検討

（2）キャッシュ・フローの状況、資本の財源及び資金の流動性

（3）KPIの活用

（4）会計上の見積り及び見積りに用いた仮定

6．総会前提出の要請を踏まえて

受講対象者

経営戦略・財務・IR部門等の役員・管理者・担当者

※講師と同業の方につきましては、お申込みをご遠慮いただいております。

受講料〔1名様分〕

お申込みに際してご留意いただきたいこと

〇 受講料は、視聴開始日４営業日前までに別途ご案内する指定銀行口座にお振込みください。なお、視聴開始日４営業日前までにキャンセルの連絡がない場合は、お振込みいただいた受講料のご返金はいたしかねますのでご了承ください。

※ お振込み手数料につきましては、お客様ご負担でお願いいたします。

※ 領収書の発行はいたしかねますのでご了承ください。

〇 申込期限後または中止後のお申込は出来かねますので、ご了承ください。

〇 反社会的勢力と判明した場合には、Webゼミのご視聴をお断りいたします。

〇 講師と同業の方につきましては、お申込みをご遠慮いただいております。

〇 講義の録音・録画はご遠慮いただいております。

〇 プログラム内容等は、一部変更になることもございます。予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

〇 天災事変やその他諸事情により、セミナーの中止・延期、申込期限前の締切等がございますので予めご了承ください。